私流ACIDの使い方講座


流れ
目標
内容
0
下準備
ACIDを使って曲を作るには素材が不可欠!!
あと、その曲用のフォルダも作っておく。
1
曲の感じを考えよう
曲のジャンルBPMなどどんな感じの曲にするかを考えよう。
2
素材選び
ACIDやその他の素材などの中からその曲にあった感じの素材を選ぶ
3
素材はそのまま使うだけではなく、その素材を編集して自分オリジナルの素材を作る。
4
フレーズ毎に作る
とりあえず場面毎に適当に作り。それぞれをASID形式とWAV形式で保存しておく。
5
1つの曲にする
作ったフレーズ繰り返したり、つないだりして1曲の流れを作る。
6
曲全体を修飾する
フレーズの繰り返し部分やつなぎ目変わり目工夫する。
7
完成
それで納得できればでき上がり。せっかくだからTITLEも考えよう。
8
皆さんから寄せられた質問にお答えします。

具体的方法

下準備

ACID用のLOOP集だけでもかなり出ている。
他にもいろんな音の素材集もあれば便利。
さらに、自分オリジナルの音を録音すると、
本当に自分だけの曲が作れる。
ACIDだからといって、
ACIDのLOOPだけを使わないといけないというわけじゃない。
またこれからの作業用のフォルダも構えておくといい。
もちろんこの時に利用した素材も今後使えるように、
しっかり保存しておく事。

曲の感じを考えよう

曲の感じを決めるということで、ジャンルを決めるとか書いてあるが、
そんなものは適当でも良い。
ようはその人がTECHNOと言えばTECHNOだし、
HOUSEと言えばHOUSEになる。
ここで大事なのはその様な具体的なジャンルではなくて、
歌を入れるかとか、
TECHNOっぽくするかとかである。
BPMにしても厳密に152.3にするとかこだわらずに、
この曲はスピード感を持たせたいから速くして150ぐらいにするかな程度で良い。

素材選び

付属のLOOP集にはいろんなジャンルのたくさんの音が入っている。
ところでLOOPとは短い区切りの音が入ったもので、
ASIDではこれを並べたりして曲を作る。
そこでまずLOOP集から曲を作る素材を選ぶことにする。
今回は付属のLOOP集だけを使って曲を作る話をするが、
別にNET上などで公開されているフリー素材なども存分に使って結構である。
もちろん自前の素材も使うとより自分らしさが出る。


編集ソフトとのリンク

ACID2.0を使っている最中に、WAVを編集する方法。
まずACIDのウインドウの上の端のツールバー(ファイル、編集…)の
中から「オプション」を選ぶ。
で、飛び出してきた一覧の中から「ユーザー設定」を選択すると、
小さな新しいウインドウが現れるので、
「全般」のタブを選択する(始めから選ばれている)。
その中の「使用するオーディオ エディタのパス」という項目で
を使って編集用ソフト(私の場合はGoldWave)を選択する。
これで準備OK。

こうしておくとACIDの編曲画面で、
別ソフトで曲のエフェクトをかけたい時などに、
「プロパティー」のタブを選択し、
「オーディオ エディタエディタで編集」を押すと、
自動的にそのソフトを起動させる事ができる。
ただし、押すたびに別ウインドウで開こうとするので、
編集が終わるたびにウインドウを閉じる事をすすめる。

(そのうち絵も使って説明します)

素材の編集

いい素材を選べば今度はそれの編集を行う。
具体的にどうするかと言うと、
もともとの素材をそのまま使うのも良いが、
そのままではLOOPの数に限りが出てしまう。
そこでドラムならリズムを自分流にアレンジして、
自分オリジナルのLOOPを作るのである。
そうすれば曲を作りやすくなる。
この作業は下の2つと並行してするといいでしょう。
ただし、この作業は特に行う必要はない。

が、非常に重要なテクニックだと思うので、
うまく伝わらなかった方のために、
リンク先に使用例を作ってみました。

フレーズごとに作る

ここからは本格的な作曲作業となる。
選んだLOOPや作ったLOOPを並べとりあえず一フレーズずつ作っていく。
ようは巨大なLOOPを作ると思えばわかりやすい。
ただしここで気を付けないといけないのは、
ここであまり飾りを付けすぎないことである。

一つの曲にする

作ったフレーズを並べ、大体の曲の長さにする。
並べ方はその人の自由。
あなたの思うとおりに並べてみてください。
繰り返しなどをいかにうまく使うかもポイントとなります。

曲全体を修飾する

つなげて出来上がった一曲はそのままでは面白くないので、
素材の付け足しや音量の変化、
フェードイン、フェードアウト、キー変化などの技術を駆使して
自分の納得いくように仕上げる。
また、キーボードなどを持っている人は、
ここで全部流しつつメロディーを入れるのも良いでしょう。

完成

これらの作業を通して納得のいくものができたと思えば完成である。
TITLEもしっかり考えてつけるとなおよし。
CDにするなり、HPで配布するなりしてみなさんに聞いてもらうのも良いでしょう。
と言うより、せっかくだから聞いてもらいましょう。


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